ITF(国際運輸労連)統一行動を展開

 ITF(国際運輸労連)とは世界の陸・海・空・河川で働く交通・運輸労働者450万人以上が加入する国際的な労働組合組織で、とりわけITFに加盟する全世界の鉄道労働組合は、毎年、鉄道の安全のための統一行動日として国際行動週間を設定し各国の労働組合が創意工夫を凝らした取り組みを展開している。本年は国際行動週間を10月3日~9日を設定日としており、JR九州労組も九州各地の主要駅18か所で約100名の組合員が参加し、3,700枚余りのチラシ配布行動を行う「統一行動」を展開した。
 このうち、博多支部及び本社支部は、10月7日、夕方の帰宅時間に鉄道・バスの利用者で溢れる博多駅前で、本部役員を加えた総勢40名を超える参加者で統一行動を開始、多くの方々にチラシを配布し、環境にやさしい鉄道の利用と、JR九州労組として安全で地域に密着した鉄道を追求していくことを訴えた。行動の参加者も、公共交通機関の担う役割とその重要性を再認識する良い機会となった。

更新日:2016-10-11 17:14